さて、ArcGIS Onlineの続き。今日、ArcGIS Online上で作成していた『京都市明細図』のマップを公開した。
京都市明細図は、京都府立総合資料館が所蔵している大縮尺(1,200分の1)の地図で、一昨年から立命館大学(文学部・矢野桂司教授を中心とするグループ)とデジタル化などに関する共同研究が進められてきた。京都市明細図は、昭和初期に作成され、戦後にも情報が書き加えられているなど、戦前・戦後の時期の京都の状況が反映された貴重な地図で、これまでに研究グループでは、ワークショップなどを開催してきた。
ちなみに、すでにGoogleマップ上に明細図を表示するサイトも公開されている(http://www.geo.lt.ritsumei.ac.jp/meisaizu/googlemaps.html、これは同僚の瀬戸寿一氏によるもの)。こちらは、PCでの閲覧が中心かもしれない。
直前の記事にもあるように、ArcGIS Online上で公開すると、iPadやAndroid端末のArcGISアプリを使って、地図にアクセスすることができる。京都市明細図も、もちろんiPadなどからアクセス・表示できるので、ぜひ利用していただきたい。GPS付きのAndroid携帯電話で見るのがオススメです。
2012 年 7 月 30 日
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