4か月弱ぶりの更新。新旧同時並行で更新するのは面倒だなあと思いつつ、さすがに期間があいてきたので少し記事を。
先週、東北大学で開かれた「震災復興に向けたGeoDesign」ワークショップに参加してきた。どちらかといえばスタッフ・運営側での参加で、受講生的な参加者の多くは東北大学の学部生・院生だった。GeoDesignというのは、ハーバード大学のCarl Steinitz名誉教授が進めてきた都市計画・景観計画のためのフレームワーク。去年、Esri Pressから本が出ている。ちなみに、Carl先生には大学院生時代に立命館での集中講義(今回のワークショップとよく似たもの)でもお世話になったし、UCLに滞在中もお世話になった。
今回のワークショップでは、対象地域を福島県相馬市として、相馬市の将来像に関する複数のシナリオを考え、新たな土地利用計画について、その利点や脆弱性の観点から評価する、という作業を、3日間かけて行なった。様々な分野の学生の意見を聞くことができ、3日間という短期間ながら、濃密かつ非常に有意義なワークショップだった。