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平成22年国勢調査結果の速報値の地図化

Posted by kiri on 2011 年 2 月 25 日
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国勢調査結果の速報値が出たようだ。

http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2010/kekkagai.htm

早速、ダウンロードして、MMM for Webを利用して地図化してみた。

2005年から2010年の市町村別人口増減(平成22年国勢調査結果速報値)

2005年から2010年の市町村別人口増減(平成22年国勢調査結果速報値)

大都市を中心に増加が顕著であり、仙台以北の東北地方ではほとんど減少している。また、四国での減少も著しい。基本的には、三大都市圏で顕著な増加が確認でき、特に東京大都市圏が著しい。また、その他の政令指定都市およびその周辺でも人口は増加傾向といえよう。近々政令市への移行が行なわれる熊本市とその周辺も同様の傾向である。ただし、新潟市や静岡市、浜松市では停滞気味となっている。

実数ベースの増減でみれば、区部の人口増加が46万人弱で最も多く、区部としては恐らく過去最高の人口である8,949,447人で、900万人目前となった。大都市では札幌市や福岡市の人口増加が依然として著しく、札幌は190万人を超えた。反対に、北九州市では人口減少が続き、千葉市との差がどんどん縮まっている。

より正確な人口増減の検討には、都市圏単位で見ていく必要があるが、そのためには従業地・通学地集計の公表まで待つ必要がある。

時間のあるときに、1970年からの40年間の市町村別の人口増減について、何か書く予定。MMMを使うと、時系列データの集計が簡単。さらっとデータを見て驚いたのは、札幌市の人口が過去40年で約2倍(100万人から190万人)になっていたり、大阪市の人口が30万人減っていたり、小笠原村の人口が782人から2,783人に激増していたり、といったところ。これも本当は都市圏単位でみるほうがよさそうではあるが。

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