これまでに作成したGIS関連のツールやウェブサイトのうち、多少はニーズのありそうなものを公開します。以下のツールを、ダウンロードor利用された方は、下記のコメント欄に感想などをお願いいたします(必須ではありません)。
小松原
以前に国土地理院のウェブサイトで公開されていた、数値地図25000(空間データ基盤)をShape形式に変換するプログラムです。当時は独自形式で、一般のGISソフトで利用するには、2度の変換が必要でした。このプログラムは、一度にその処理をするもので、世界測地系から旧測地系に座標を変換して出力することもできます。当初は身近な人を中心に販売していましたが、サポートが大変なので、無料公開にしました。なお、「小松原」は大学(作成当時在学していた立命館大学(2016/12/17追記))付近の地名ですが、ツール名に採用した明確な理由はありません。
ダウンロードはこちら。
このプログラムには、国土地理院長の承認を得て、同院の技術資料H・1-No.2「測地成果2000のための座標変換ソフトウェアTKY2JGD」を使用した。(承認番号 国地企調発第481号 平成15年9月25日)
MMM (Municipality Map Maker) for Web
このサイトでは、1970年1月1日以降の任意の年月日における市区町村の区域データ(ESRI Shape形式)をダウンロードできます(2016年10月9日まで対応)。また、同期間の任意の2時点間の市区町村の対応表もダウンロードできます。この対応表は、面積按分などで、一方の時点の統計データを、もう一方の時点の市区町村の区域に合わせるときに便利です。ぜひ使ってみてください。
フロー図作成ツール for ArcMap
とあるアルバイトに関連して適当に作成したものを、最近、あるリクエストがあったことをきっかけに、他の人も使えるように大幅に改変・機能拡張したものです。名前のとおり、通勤流動や人口移動、デイリーリズムなどを示すときに必要なフロー図を、ArcMap上で描くツールです。使い方など、詳細は中身を見てください。ArcMapがないと動きません。動作は、ArcMap 9.2と9.3.1でのみ確認しています。ArcMap 10.4.1で動作確認したPython版も作りました(2016/12/17)。Python版はToolboxのツールとして利用できます。
ダウンロードはこちら。
Python版はこちら。
※注意事項
なお、ここで公開されているツール等を、著作者の許可無く、複製または譲渡することを禁じます(使用しているライブラリ等によって別途定められている場合はそれに従うことになります)。これらのツールの動作によって、いかなる不具合が発生いたしましても、当方は一切の責任を負いませんので、ご了承ください。
2010 年 2 月 4 日
[…] GISツールの配布 […]